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決済代行サービスを「利用して」起こるトラブルと「利用しない」から起こるトラブル

通帳を見て驚く女性

EC事業者が開業時に迷うもののひとつが「お客様からの支払方法をどうするか」という項目です。実は、どのような支払方法を準備しておくかによって、売上は大きく変わる可能性もあります。

そのため、お客様からの支払方法の設定方法は、EC事業者にとっては商売を続けていけるかどうかの重要な項目であるともいえるでしょう。そこで多くのEC事業者が導入しているのが「決済代行サービス」です。

今回はそんな決済代行サービスについて、概要や仕組み、導入した場合に減らすことができるトラブルやリスクなどを解説していきます。また、決済代行サービスでトラブルに遭ってしまった場合の対処の流れや、その際に事業者が取るべき行動、トラブルに遭わないための決済代行業者の選び方についてもご紹介します。

決済代行サービスとは

バーコード決済をする様子

「決済代行サービス」とは、クレジットカード決済や電子マネー決済、コンビニ決済、QRコード決済といったさまざまな決済サービスを、事業者が決済代行業者との契約で一括で導入できるというものです。

多種類のキャッシュレス決済を導入することで、お客様のニーズを満たし売上向上につながることや、導入に伴う手続き、入金管理などの手間が減ることなどが主なメリットとして挙げられま
す。

しかし、決済代行サービスを利用したことにより起こるトラブルもあるのが事実です。安心して安全に決済代行サービスを利用できるように、実績のある決済代行業者を選ぶことがポイントです。

トラブルに遭わないための決済代行業者を選ぶ際のポイント

事業運営において、顧客情報や支払い情報を保有する場合、情報の漏洩などの重大なトラブルが発生しないようにすることが事業者の大切な役割です。

ただ、どんなに最善を尽くしていても契約している決済代行業者が悪徳な場合、予期せぬトラブルに繋がる場合があります。

事業者が決済代業者を利用してトラブルに遭わないために大切な3つのポイントを解説していきます。

①高いセキュリティ性

ECサイトでのショッピングではクレジットカードなどお客様の個人情報を取り扱うことになりますので、決済代行会社を選ぶ際には高いセキュリティ性を持っていることが最優先です。高いセキュリティ性を確認する具体的な基準としては「プライバシーマーク」や「ISMS認証」、「PCI-DSS」の有無が挙げられるでしょう。

クレジットカード情報の盗用被害が増加していることを背景に、日本では「クレジットカード番号等取扱契約締結事業者としての国への登録」と「高いセキュリティシステムPDI-DSSの準拠」が必須です。

「PDI-DSS」は、国際クレジットカードのブランド会社5社が共同で策定・運営・管理を行っているグローバルセキュリティ基準です。さまざまな要件をクリアした強固なセキュリティですので、最新のPDI-DSSに完全準拠している決済代行サービスであれば安心だといえます。

ちなみに、最新のPDI-DSSのバージョンは3.2.1で、来年には4.0に以降予定です。

②しっかりとしたサポート体制

まずは契約から導入、その後の運用までに至る過程のサポート体制にも注目しましょう。実際に運用できるようになるまでの手間や費用についても、自社のEC事業に向いているかどうかの判断材料になります。

また、平常の運営時だけでなく、トラブル発生時のサポート体制をしっかり整えている決済代行サービスを選ぶようにしましょう。手間がかからず費用も安いのはEC事業者にとって嬉しい点ではありますが、万が一の際の連絡先がはっきりしない、連絡しても返答が遅いといったサポート体制では困ります。

決済代行サービス会社の信頼性は、業界歴の長さ、導入実績の豊富さ、口コミなどに顕著に表れるものですので、できるだけ情報を集めて検討してください。

③決済システムの安定性(稼働率)

決済代行サービス会社を選ぶ際にぜひチェックしておきたい項目に「決済システムの安定性」もあります。

「ECサイトでの買い物中に決済処理が途中で止まってしまった」という現象に遭ったことがある方もいるかもしれません。これは利用中の決済代行サービスの決済システムが停止してしまったことが原因で起こる現象で、結果的に商品の販売ができない状態に陥ります。

販売のチャンス損失を防ぐためにも、決済代行サービスのシステムが安定しているかどうかを確認しましょう。決済処理実績の高さや与信処理速度、サーバーの稼働率の高さ、バックアップ体制の充実度をチェックすることで、システムの安定性を測ることができます。

国際的なセキュリティ水準を満たしている「SUIクレジットサービス」がおすすめ

のちのちさまざまなトラブルを招かないためにも、EC事業者の方が決済代行サービスを導入する場合には、高いセキュリティ性を持ち、かつ正式なライセンスを取得している決済代行業者を選ぶことが重要です。そこでおすすめなのが、創業30年を超える弊社の「SUIクレジットサービス」です。

「SUIクレジットサービス」は、カード情報を守る最新の国際セキュリティ基準「PCI-DSS 3.2.1」に完全準拠していますので、お客様にクレジットカード決済を安全にご利用いただけます。

また、電話やメールでの万全な運用サポート体制も整えていますので、初開業となるEC事業者様にも安心してご利用いただけるのが特徴です。また、ローリスクからハイリスクまで幅広い業種にも対応しています。

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決済代行サービスを導入しよう

決済代行を導入した場合のトラブルについて先述しましたが、決済代行サービスの未導入の場合にも、顧客と以下のようなトラブルを起こしてしまうかもしれません。

  • 売掛金の未回収
  • カゴ落ち
  • 売上金の不正や盗難・偽造紙幣の受け取りリスク

売掛金の未回収

「売掛金」とは、商品やサービスなどを提供した後に、代金を受け取れる権利のことです。たとえばEC事業者の場合には「商品やサービスを先に提供して後払い扱いになっている売上金」のことを指します。

クレジットカード情報の入力に抵抗を感じるお客様の取り込みなど、後払いにはメリットもあります。ただし「商品はすでに送ったのに、代金が未だに支払われない」という未回収が発生するリスクが常に付きまとうのです。

決済代行サービスを導入していれば、決済代行業者がキャッシュレス決済を利用するお客様の支払能力を確認してくれますので、代金の未回収を防げる可能性が高くなります。こういった与信管理をEC事業者がすべて行うことは難しいものです。決済代行サービスの導入で、与信管理も一任することができます。

カゴ落ち

「カゴ落ち」とは、ECサイトでお客様が商品をカートに入れたものの購入に至らず、そのままサイトを離れることを指します。カゴ落ちが発生する主な原因としては「クレジットカード情報登録が面倒」「利用したい決済手段がない」「送料・手数料が高い」といったものが挙げられます。

決済代行サービスを導入していれば、多種類のクレジットカードブランドやさまざまなキャッシュレス決済に対応しているため、カゴに入れたあとにそのまま購入してもらえる可能性が高くなります。

ただ、決済代行業者によって決済の成功率は10%程開きがあります。
かご落ちを防止したと思っても、最終的に決済が成功せず購入できなかった。
といった損失がある場合もあります。

決済代行業者と契約する際には、成功率の確認も必要です。
実際に利用している人に聞くなど、正確な成功率を入手しましょう。

平均の決済成功率は70%前後ですが、SUIクレジットサービスは成功率83%と高い水準を誇ります。

売上金の不正や盗難・偽造紙幣の受け取りリスク

決済代行サービスを契約し、クレジットカード決済をはじめとするキャッシュレス決済を導入することで、現金を取り扱うチャンスが減ります。そしてキャッシュレス決済は電子記録で残るのも特徴です。そのため、従業員の売上着服や盗難被害などのリスクを大きく減らすことができます。

現金を取り扱う機会が減るということは、偽造紙幣を受け取るチャンスも減るということです。現金払いで万が一偽造紙幣を受け取ってしまった場合だと、警察に届け出を行うすべはなく、売上の損失が発生してしまうだけになります。

まとめ

ECサイトで事業を始める際には、多くの手間を省きつつ安全な運用を行うためにも、決済代行サービスの導入をおすすめします。なかには正式なライセンスがないまま決済代行サービスを行っている代行業者もいますので注意しましょう。個人情報の漏洩などさまざまなトラブルの発生を防ぐためにも、決済代行サービスの事業者は慎重に行うことが重要です。

また、万が一トラブルに遭った場合に行うべきことや流れを事前に把握しておくことも、ECサイトを長く安全に続けていくためのポイントだといえます。決済代行サービスを導入する場合は、高いセキュリティ性と決済成功率も業界最高水準を誇る「SUIクレジットサービス」をぜひご検討ください。

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