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【4STEP】占いを開業するまでの手順と成功するためのポイントとは?

SNSやネットショップ、スキルマーケットなどが発展し、副業を含め占いを開業する人が増えています。
この記事では、占いでビジネスを始めたい人に向けて、開業するまでの手順と成功するためのポイントを解説します。手軽に始められるようになったからこそ、利益を出すためにしっかりと準備する必要がありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
多くの占い師が選ぶ、主な占い先4つ

占い師として開業する方法について代表例4つとそれぞれのメリット・注意点を解説していきます。
どのように活動するかによって、開業後にやること、意識することなどが大きく変わるため、それぞれの特徴をしっかりと理解しておきましょう。
占い先①:自宅
1つ目は自宅で占い師として活動する方法です。自宅の一部を占いをするための空間として使用します。
メリット | ・費用を抑えられる |
---|---|
注意点 | ・セキュリティリスク ・プライバシー ・賃貸だと厳しい |
メリットは費用を抑えられる点です。占い師として開業するために店舗を契約する必要がない点や顧客のもとへ足を運ぶ必要もないため、活動するための費用を大幅に抑えられます。自宅を拠点に開業した場合、家賃や光熱費の一部を経費として計上できる点も、大きなメリットです。
ただし、自宅の住所や電話番号などを公開しなければならないため、セキュリティのリスクやプライバシーの問題があります。
また、賃貸に住んでいる人の場合、賃貸契約で事務所利用がNGとなっているケースもあります。NGであっても許可を得られれば事務所として使用できるケースもありますが、許可を得ずに無断で自宅を拠点として占い師として開業した場合、賃貸契約を解除されてしまう可能性が高いので注意しましょう。
占い先②:店舗
2つ目は店舗を構えて開業する方法です。
メリット | ・活動場所を選べる |
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注意点 | ・まとまった資金が必要 ・利益を出すまでに時間がかかる |
メリットは活動場所を自分で選べる点です。
現在は占いの種類だけではなく、顧客へのアプローチの仕方も多様化しています。ターゲット層によってアクセスしやすい立地は異なるため、自身のスタイルに合わせた最適な場所で活動できる点が強みです。
単純に人通りの多い場所を選んだり、車や電車でのアクセスがいい場所を選んだりとさまざまな選択肢があります。占いをするための場所であるため、とくに他の従業員を雇わない人であれば、場所は狭くても問題ありません。
とはいえ、店舗を構えて開業するためには、ある程度まとまった資金が必要な点に注意が必要です。店舗を借りる際には、敷金・礼金といった初期費用としてある程度まとまった資金が必要です。
また、内装を整えるための費用も必要です。加えて、家賃や光熱費などが毎月経費として発生します。
開業してからも、開業後も一定額が必要な点には注意してください。単純に、利益を出すまでに時間がかかりますし、失敗したときのリスクも大きいといえるでしょう。
占い先③:出張
3つ目はお客様のもとへ出張して占いをするスタイルです。お客様の自宅へ足を運ぶ場合もあれば、喫茶店やショッピングセンターなどで占いをするケースもあります。
メリット | ・店舗が不要 ・お客様からしても楽 |
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注意点 | ・トラブルやイタズラのリスク |
メリットは店舗が不要な点です。自宅を晒す必要も多額の資金を準備して店舗を借りる必要もない点は大きな魅力です。
お客様からしても、自宅なり喫茶店なり自分にとって都合のいい場所で占ってもらえるため楽な形態といえます。また、複数のアポイントがあれば、自宅から遠い場所へ出張しても利益になります。
リスクがある点に注意する必要もあるでしょう。出張先がお客様の自宅であれば、トラブルに発展する可能性は捨てきれません。
そうでなくても、アポイントを取った人が来ない、というイタズラのリスクもあります。
事前の身元確認や料金先払いでリスクを抑えることはできますが、顧客側が利用するためのハードルが上がってしまう懸念があります。
加えて、手間や費用がかかる点も注意が必要です。活動範囲を狭めれば、そこまで多くの費用はかかりませんが、それでも準備と移動の手間はかかってしまいます。
占い先④:Webやメール
最後にWebやメール、電話などの非対面を中心に行う方法です。主にインターネットを通じて集客し、占いをします。
メリット | ・手軽に始められる ・場所・時間を問われない |
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注意点 | ・占いの手段に制限がかかる |
メリットは手軽に始められる点です。極論、占いの技術とインターネットがあれば開業できるといえるため、手軽に始めることができます。場所・時間を問わず活動できる点もプラスです。
「STORES」や「BASE」などのネットショップのサービスや「ココナラ」などのスキルマーケットのサービスを利用すると比較的簡単に始められます。
注意点は非対面が故に、占いの方法に制限がかかる点です。占いの方法によっては非対面が向いていない場合があります。
「非対面」という点が他の3つとの大きな違いです。人によっては対面での活動にも取り入れることが可能ですから、少しでも多くの依頼を獲得したい場合は対面と非対面の両方を扱う選択肢もあります。
占いを開業するまでの手順

次に占いを開業するまでの手順を解説します。
手順①:提供サービスの具体的な料金を決める
最初に提供するサービスの具体的な料金を決めましょう。利益に直結する大切な作業であるため、時間をかけてしっかりと練ってください。
利益は「売上 - 経費」で算出されるため、家賃など活動するために必要な費用も考慮して料金を決めることが大切です。料金に関しては、時間制にするのか、件数制にするのか、加えてそれぞれの想定されるケースに対してどのように料金設定をするのか、といった点を最初にしっかりと決めて明文化しておくとトラブルを未然に防ぎやすくなります。
場所に関しても、自宅か店舗かなどによって毎月かかる経費が大きく変わってきます。
手順②:必要な道具や家具をそろえる
次に、必要な道具や家具をそろえます。自宅や店舗で開業する場合は内装を整える費用もあります。
占いの方法やどのような空間にしたいのか、など人によって必要なものが大きく変わる項目です。当然ですが、多くの費用をかけると開業資金を回収するためのハードルも高くなるため、その点も踏まえて必要な道具・家具を検討してください。
手順③:開業届などの届出を提出する
次に、必要書類の提出です。
個人事業主として開業するのであれば「開業届」を管轄の税務署に提出する必要があります。開業届を提出せずとも占い師としての活動はできますが、本格的に始めるのであれば青色申告などのメリットがあるため、開業届の提出をおすすめします。
法人設立する選択肢もありますが、複数の書類が必要な点、スタートするために資金が必要な点など、個人事業主と比較するとハードルが高いです。一方で、社会的信用力が高く顧客からの信頼を得やすい点や事業を拡大する際に融資を得やすいなどのメリットもあります。
手順④:集客や宣伝を行う
最後にお客様の確保のための集客や宣伝を行います。
ターゲット層に合わせて効果的な集客・宣伝を行えるように事前に勉強しておくといいでしょう。ホームページやSNSでの宣伝に加えて、地域雑誌やフリーペーパーなど、多種多様な選択肢のなかから、費用対効果を考えた上で集客・宣伝を行ってください。
占いの開業を成功させるためのポイント

占いの開業を成功させるためのポイントを紹介します。ここでは3点紹介させていただきますが、他にもあるはずですので、成功のためにさまざまな取り組みを行ってください。
ポイント①:コンセプトをあらかじめ決めておく
1つ目はコンセプトを決めることです。
占いの種類にはタロットや手相、占星術など、さまざまな種類があるため、他の人と占いの種類が被ってしまうことがあります。被ってしまうことはどうしようもないので差別化が必要です。どうやって差別化するか、を考える際にコンセプトが重要といえます。
同業者と差別化できるようなコンセプトを決めておくと、顧客の獲得につながりやすくなるので、あらかじめ決めておくことがおすすめです。
ポイント②:ターゲット層を決めておく
2つ目はターゲット層を決めることです。
ターゲット層によって、占いに求めている内容、占いに使える資金などが違います。自宅や店舗などを活動拠点とする場合、ターゲット層にとってアクセスがよい環境であったり、ターゲット層が好むような雰囲気・内装にしたり、といったほうが利益につながると考えられます。効果的な集客・宣伝方法もターゲット層によって異なるでしょう。
ターゲット層を決めることで、やるべきことが明確になりやすいためおすすめです。
ポイント③:SNSやブログなどを活用する
3つ目はSNSやブログなどを活用することです。
SNSはインターネットを使える環境であれば、基本的には無料で集客・宣伝を行えます。Webやメールなど、非対面で開業する場合は必須ともいえます。
ブログも集客・宣伝の手段として効果的です。SNSをあまり使わない世代をターゲットとする場合、ブログやホームページなどの方がより効果的でしょう。
占いを開業するなら決済代行「SUIクレジットサービス」がおすすめ
占い師として開業する場合、決済手段を確保する必要があります。決済手段を探している方におすすめのサービスが「SUIクレジットサービス」です。
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まとめ
占い師として開業する手順について解説しました。SNSやネットショップなど、さまざまな手段を利用できるようになり、さまざまな選択肢があります。成功するためには占いの技術だけではなく、コンセプトやターゲット層などを細部まで検討し、効果的な宣伝・集客を実施する必要があるといえそうです。
開業後は決済手段が必要です。とくにインターネットを通じてオンラインを中心に占いをする場合、クレジットカードを含む決済手段や銀行口座が必須です。決済手段をお探しの際は、ローリスクからハイリスクまで幅広い業種にも対応していてセキュリティの高い「SUIクレジットサービス」をぜひご検討ください。