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クレジットカード決済の手数料の仕組みとは?EC事業者が支払う手数料や導入メリットを解説!

手数料と書かれたブロック

現金主義が根強い日本。しかし、金融機関・流通業などで求められる合理化にキャッシュレス決済が有望な対策であるとの位置づけや、近年のコロナ禍にあり、政府によるキャッシュレス決済比率の上昇プランが実行されています。そのキャッシュレス決済のなかでも利用率の約9割を占めているのが「クレジットカード決済(クレカ決済)」です。

今回は、クレジットカード決済を導入しようと考えているEC事業者の方へ向けて、クレジットカード決済の仕組みや、気になる決済手数料、導入するメリットについて、詳しく解説していきます。

クレジットカード決済とは

クレジットカード決済は、現金そのものをともなわない取引である「キャッシュレス決済」の1つで、後払い方式の決済です。クレジットカード会社や発行会社が店舗に代金を立て替えて支払い、後ほどクレジットカードの利用者(消費者)に料金を請求します。利用者が後ほど支払えないことがないように、利用者の信用情報から支払い能力を審査して、通過した人のみが利用を認められます。

Visa・Mastercard・American Express・JCBなどのブランドが付いている国際カードには、クレジットカード会社が直接発行する「プロパーカード」の他、百貨店・航空会社・鉄道会社・大型スーパーといった大手事業者がクレジット会社と提携する形で発行する「提携カード」もあります。

クレジットカード決済の主なメリットは以下の2つです。

  • 後払い方式のため、お客様が現金を持ち合わせていない場合でも買い物が可能
  • EC事業者は売上の拡大が期待でき、売上管理業務が楽になる

このように、クレジットカード決済はお客様とEC事業者の双方にメリットがあるキャッシュレス決済方法だといえます。

クレジットカード決済の手数料の仕組み

ナンバーレスクレジットカード

メリットの多いクレジットカード決済ですが、利用する際には諸々の手数料がかかります。

クレジットカード決済は「クレジットカード会社」「カード名義人(消費者)」「EC事業者(クレジットカード加盟店)」といった複数の存在の協力で成り立っています。そのため、クレジットカード決済を利用する際には、基本的にクレジットカード会社への手数料の支払いが発生することになります。

手数料には、クレジットカードを利用するお客様(消費者)が負担する手数料と、決済処理を行うEC事業者(クレジットカード加盟店)が負担する手数料という2種類があります。

クレジットカード利用の際にかかる手数料
お客様(クレジットカード名義人)・クレジットカードの年会費(0円~数万円)
・リボ払い・分割払いの手数料(ともに年利15%前後)
・キャッシングサービスの手数料(利息)
・クレジットカード再発行時の手数料(1,000円前後)
EC事業者(加盟店)・決済手数料

ちなみに、一括払いやボーナス払い、カード会社によっては2回払いでも、お客様(利用者)に手数料はかかりません。

上記のクレジットカード会社へ支払う手数料は、カードのセキュリティ対策や顧客管理などの保全に使用されます。そのため、クレジットカード会社としても不可欠な費用なのです。

EC事業者がクレジットカード決済で支払う手数料

ブタの貯金箱と重ねられた小銭

こちらでは、EC事業者側が支払う手数料とその仕組みについて、詳しく解説していきましょう。

決済手数料

EC事業者がクレジットカード決済の導入を希望する場合、クレジットカード会社の加盟店になる必要があります。

具体的には加盟店契約を結ぶことになり、EC事業者はクレジットカード決済による売上の数%を決済手数料という形で、クレジットカード会社へ支払っていきます。

クレジットカードの取引に関する実態調査報告書

出典:「クレジットカードの取引に関する実態調査報告書(ポイント)」|公正取引委員会

結果として、売上から決済手数料を支払うため、EC事業者側としては利益が減ってしまうことになります。そして、決済手数料分を上乗せしてお客様に負担させることを規約で禁止しているカード会社がほとんどです。

しかし、顧客数の確保など、手数料を支払う以上のメリットがあるため、多くのEC事業者や店舗がクレジットカード決済を導入しています。

業種や取扱高で決済手数料の料率が変わる場合がほとんど

決済手数料率は加盟店の業種や事業規模、年間売上高、取り扱い商品、サービスなどによって個別に設定されるものです。たとえばコンビニなど決済回数が多めで未回収のリスクが低いと想定される業種は、平均よりも低い料率が設定されます。また、商品やサービス毎に、ローリスク、ミドルリスク、ハイリスクとカテゴライズされているため、料率は様々です。

EC事業者がクレジットカード決済を導入するメリット

一万円とクレジットカードと電卓

クレジットカード決済を導入した場合、EC事業者にとっては決済手数料を支払う必要がありますが、次のようなメリットもあります。

顧客数や売上の増加が見込める

コロナ禍によりますますキャッシュレス化が進むなか、やはりその上位を占めているのはクレジットカード決済です。とくに大きな買い物やECサイトでのショッピングでは、クレジットカード決済が可能かどうかで購入を決めるお客様が大多数であるといえます。

クレジットカード決済が可能であれば、銀行振込やコンビニ支払いで店舗に赴く必要がなく、手間がかかりません。さらにクレジットカードのポイントも貯めることができますので、お客様にとっては一石二鳥となります。

代金未回収のリスクが下がる

銀行やコンビニなどを利用した料金後払いの場合、商品の発送は完了しているのにお客様からの入金がなかなかされないという事態になる可能性もあります。その点クレジットカード決済の場合には、お客様の支払能力がクレジットカード会社より事前に審査されていて、利用限度額も設定されていますので、EC事業者としては安心して商品を発送することができます。

EC事業者にとって代金の未回収リスクを下げることができるのは、事業を運営していく上で大きなメリットだといえるでしょう。

入金管理の業務負担が軽減できる

銀行振込やコンビニ決済で前払いの場合には、売上の未回収を予防することができますが、入金を確認できるのに数日かかるケースもあったり、口座の確認に手間がかかったりするなど、管理業務に負担がかかります。

これに対しクレジットカード決済の場合には、お客様がクレジットカード決済の手続きを終えたと同時にEC事業者へ通知が来ますので、手間がかかりません。クレジットカード決済の導入では、入金管理の業務負担を大きく軽減させることが可能です。

EC事業者がクレジットカード決済を導入するなら「SUIクレジットサービス」がおすすめ

EC事業を行っていく上でとても頼りになるクレジットカード決済ですが、Visaなど各クレジットカード会社それぞれと直接契約をするのは手間がかかります。入金の管理画面なども各社の仕様が異なりますので、運営維持も大変になります。

そこでおすすめなのが、決済代行業者である弊社が取り扱う「SUIクレジットサービス」。各クレジットカード会社との契約審査が一度で済み、グローバルセキュリティ基準「PCI-DSS」にも完全準拠していますので、クレジットカードの不正利用などによる被害に遭うリスクも低いのが特徴です。対応クレジットカードもVisa・American Express・JCB・ダイナースクラブなど豊富ですので、お客様が希望されるさまざまな決済方法に対応可能です。また、ローリスクからハイリスクまで幅広い業種にも対応しています。

もし決済代行会社で悩んでいるのならば、ローリスクからハイリスクまで幅広い業種にも対応していてセキュリティの高い「SUIクレジットサービス」をぜひご検討ください。

まとめ

EC事業者がクレジットカード決済を導入した場合、クレジットカード会社などへの手数料がかかりますが、幅広いお客様層の確保や売上拡大など多くのメリットを享受することが可能となります。

クレジットカード決済を導入するなら、手間や管理の時間を節約するためにも、弊社の「SUIクレジットサービス」をぜひご検討ください。加盟店の審査は最短1日、カード売上画面も見やすいなど、これからEC事業をはじめようと考えている初心者の方にもおすすめです。

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