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クレジットカードと電子マネーの違いとは?導入するならどっちがおすすめ?

現金やレシート・キャッシュカードクレジットカード

「クレジットカード」と「電子マネー」は、どちらもスピーディーな支払いが可能かつ
多くの人に利用されている決済方法であるため、どちらを導入するべきか迷っている事業者様も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、クレジットカードと電子マネーの違いや、導入するメリット、注意点について解説していきます。記事を読めば、自社にとってどちらのキャッシュレス決済が向いているのかわかるのでぜひ参考にしてください!

クレジットカードと電子マネーの違い

スマホでキャッシュレス決済をする様子、スマホ電子マネー

クレジットカードと電子マネーの違いがひと目でわかるように、それぞれの特徴を表にまとめました。

【クレジットカードと電子マネーの比較表】

クレジットカード電子マネー
支払い方法後払い
(一括・分割払い・リボ払いから選択)
1回払い
※チャージ方法は、電子マネーの種類によって異なる

①事前に現金でチャージ
②クレジットカードからチャージ
③クレジットカードから自動で引き落とし
決済速度遅い
(専用機器に差し込み暗証番号を入力)
早い(専用機器にカードをタッチ)
利用限度額少額〜高額基本少額
年齢制限原則18歳以上
※学生不可の場合あり
なし
入会審査ありなし

クレジットカードと電子マネーのおおまかな特徴は理解できたのではないでしょうか。ここからは、クレジットカードと電子マネーの違いを明確にしてもらうために、それぞれの特徴を深堀りしていきます。

クレジットカードとは「現金代わりに支払いができるカード」のこと

クレジットカードとは、購入した商品やサービスの代金を、カード会社が立て替えてくれるカードのことです。あくまでカード会社が支払いを代行しているだけなので、翌月以降に代金を支払う必要はありますが、ユーザーは手元に現金がなくても決済を完了できます。

店舗やネットショッピングなど、幅広いシーンで利用できるだけでなく、分割払いやリボ払い、ボーナス払いなど、さまざまな支払方法から選べるのも特徴的です。また「ETCカード」や「家族カード」を追加発行できたり、現金を借りられるキャッシングサービスが付いていたりと、便利な点が多いのもメリットでしょう。

ただし、取得するために年齢制限や収入などの条件を課した審査をクリアする必要があり、手軽に発行できない点はデメリットといえます。支払いの際に、サインや暗証番号での認証が求められる点も人によってはわずらわしく感じるはずです。

とはいえ、審査を問題なくクリアできる人や決済時の手間が気にならない人にとっては「現金代わりに支払いができるカード」として大変利用価値が高い決済方法といえるでしょう。

電子マネーとは「カードやスマートフォンで使えるお金」のこと

電子マネーとは、カードやスマートフォンで使える電子化されたお金のことを指しています。電子マネーがチャージしてあれば、カードやスマートフォンを専用端末にかざすだけで決済が完了するため、財布から現金を出すことなくスピーディーに支払いが可能です。

電子マネーは、以下3つの支払方法に分類されます。

<電子マネーの種類>

  • プリペイド型:Suica、PASMO、WAON など
  • ポストペイ型:iD、QUICPay、PiTaPa、楽天ペイ など
  • デビット型:iD、QUICPay など

プリペイド型の電子マネー

「プリペイド型」とは、事前にカードやアプリに現金をチャージして、その残高から商品の代金を支払う仕組みの電子マネーのことです。

ポストペイ型の電子マネー

「ポストペイ型」は、クレジットカードと連携させて決済を行うことで、現金の事前チャージなし、残高の心配もすることなく、後払いで支払える電子マネーのことを指しています。

デビット型の電子マネー

「デビット型」とは、電子マネーに銀行口座を紐付けて引き落としを可能にしておくことで、商品を購入したタイミングで決済が完了する電子マネーのことをいいます。

事前チャージやクレジットカードとの連携など、それぞれ細かい方法は異なりますが、いずれにしても、電子マネーが「カードやスマートフォンで使えるお金」であることに変わりはありません。

クレジットカード決済を導入するメリットと注意点

クレジットカード決済の様子

クレジットカード決済を導入することで、事業者様はどのようなメリットを得られるのでしょうか。導入時の注意点と一緒に解説していくので、事前に確認しておきましょう。

クレジットカード決済のメリット

クレジットカード決済の導入によって、事業者様は主に以下4つのメリットが得られる可能性があります。

販売機会の拡大が期待できる

クレジットカード決済に対応することで、クレジットカードで支払いしたい層の顧客を獲得しやすくなるため、販売機会の拡大が見込めます。

顧客単価が高い傾向にある

手元に現金がなくても買い物ができるクレジットカード決済は、高額な商品をついで買いしやすくなるお客様が増えやすく、顧客単価が高くなる傾向にあります。

処理手続きの手間が減る

クレジットカード決済を導入すれば、現金を扱う必要がなくなるため、お釣りの計算や受け渡し、レジ締めなどの手間を減らすことが可能です。業務を効率化できれば、人件費を削減したり別の業務に時間を費やしたりできるでしょう。

顧客定着率がアップする

クレジットカード決済を導入すれば、自動引き落としが可能になるため、サブスク契約などの継続利用が見込めるサービスで顧客定着率アップの効果が期待できます。

また、一度カード情報を登録すれば、以降の買い物でカード番号や個人情報を入力する手間がなくなる点も顧客定着率のアップにつながっています。

クレジットカード決済の注意点

クレジットカード決済はメリットが多い決済方法ですが、いくつか注意点も存在するため、事前に確認しておきましょう。

決済手数料がかかる

クレジットカード決済を導入することで、事業者様はカード会社に決済手数料を支払う必要があります。ユーザーが支払うたびに、購入代金の数%が手数料として発生するため、今よりも費用がかさむ可能性が高いです。

手数料の割合は、カード会社や加盟店の業種などによって異なります。

チャージバックの危険性がある

クレジットカード決済では、クレジットカードの不正利用などを理由に、ユーザーが支払いを拒否すれば、事業者の売上が取り消される「チャージパック」につながる可能性があります。チャージパックによる損失発生を防止するためには、本人確認を徹底するなど対策をとらなければなりません。

電子マネー決済を導入するメリットと注意点

電子マネー決済をする様子

電子マネー決済を導入することで、事業者様にはどのようなメリットがあるのでしょうか。電子マネー決済を導入する際の注意点とあわせてご紹介していきます。

電子マネー決済のメリット

電子マネー決済を導入することで、事業者は以下3つのメリットを得られる可能性があります。

会計時間が短縮される

電子マネー決済では、専用カードリーダーに、電子マネーをチャージしたカードやスマホアプリをかざすだけで支払いが完了するため、会計時間が大幅に短縮されます。現金のお釣りの受け渡しがないことはもちろん、クレジットカードのようなサインや暗証番号の入力も不要です。

顧客の回転率が向上すれば、レジの混雑緩和や待ち時間の長さを理由にお客様が退店するリスクも軽減できるでしょう。

クレジットカード未所持の層を獲得できる

電子マネー決済を導入すれば、クレジットカードを保有していない、または発行できない顧客層を取り込む効果が期待できます。発行時に審査が不要な電子マネー決済であれば、未成年でも取得できるため、中高生などの若年層の売上も見込めるようになるでしょう。

未回収リスクを軽減できる

その場で決済が完了する電子マネー決済を導入することは、未回収リスクの軽減にもつながります。電子マネーの種類にもよりますが、事前チャージ方式のプリペイド型であれば、現金と同じように即時決済ができ、売上を回収し損ねることがありません。

電子マネー決済の注意点

クレジットカード決済と同じく、電子マネー決済にも2つの注意点があります。

決済手数料がかかる

クレジットカード決済と同様に、電子マネー決済でも、決済手数料が発生することに変わりはありません。業種や決済金額、決済ブランドによって金額が異なる場合が多いので、どのくらい手数料がかかるのか事前に確認しておくことが大切です。

高額決済には向いていない

電子マネーの種類によっては、チャージ金額の上限が設定されていることがあり、高額決済に利用しづらい点も理解しておく必要があります。たとえば「Suica」の場合は、一度にチャージできる金額が1万円まで、チャージ上限も2万円までと定められているため、2万円を超える決済では利用できません。

また、カードタイプの電子マネーの場合、スキミングされることで情報を読み取られるリスクがあることも高額決済に向いていない理由です。

多様化する顧客のニーズに応えられる「クレジットカード決済」がおすすめ!

電子マネー決済も十分利用者が多い決済方法ですが、これから導入するなら、より多様化する顧客のニーズに応えられる「クレジットカード決済」のほうがおすすめです。

消費者庁の調査によれば、キャッシュレス決済全体の普及率は32.5%。そのうち、電子マネーの割合が2.0%であるのに対し、クレジットカード決済は27.7%も占めています。クレジットカード決済を導入するだけで、キャッシュレス決済のほとんどのユーザーを新たに獲得できる可能性があるのです。

ただし、クレジットカード決済を導入する場合、セキュリティ面や費用面が不安という事業者様も多いのではないでしょうか。クレジットカード決済の導入でこれらの不安要素がある方は「SUIクレジットサービス」の利用をご検討ください。

SUIクレジットサービスは、カード情報を守る国際セキュリティ基準「PCI-DSS」の最新に準拠しており、安心安全な環境でクレジットカード決済を利用できます。PCI-DSSとは、クレジットカード決済を安全に利用できるよう、国際カードブランドのAmerican Express、Discover、JCB、Mastercard、VISAの5社が共同で策定した国際セキュリティ基準のことです。SUIクレジットサービスは、国際基準のセキュリティを持つ「PCI-DSS 3.2.1」に完全準拠しているため、個人情報の漏洩や不正利用のリスクを抑えてクレジットカード決済システムを導入できるのです。

また、加盟店審査は最短1日から、初期費用も安く導入しやすいのもおすすめしたいポイントです。これからクレジットカード決済を導入するなら、ローリスクからハイリスクまで幅広い業種にも対応していてセキュリティの高い「SUIクレジットサービス」をぜひ検討してみてください!

まとめ

今回はクレジットカード決済の導入を検討中の事業者様に向けて、クレジットカードと電子マネーの違いや、導入するメリット、注意点について解説してきました。

クレジットカードと電子マネーは、販売機会の拡大効果があるため、導入することで、どちらも売上アップが期待できます。ただし、現在の普及率を考慮すると、多様化する顧客のニーズにより多く応えられる「クレジットカード決済」のほうが高い効果が見込めます。

とはいえ、いざクレジットカード決済を導入するとなれば、チャージパックの危険性などセキュリティ面に不安を感じて契約をためらう事業者様も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、決済業20年以上の実績を誇る、安心・信頼の弊社サービス「SUIクレジットカードサービス」です。

SUIクレジットサービスでは「PCI-DSS」の最新に準拠した、安心安全な環境でクレジットカード決済を導入することが可能です。不正決済を防ぐための本人確認サービスを無償で提供しているため、チャージパックのリスクを抑えてクレジットカード決済をご利用いただけます。

クレジットカード決済の導入を検討中の事業者様は、安心安全かつ初期費用が抜群に安いSUIクレジットサービスに一度お問い合わせください!

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