【事業者様向け】チャージバックを無くすための対策とは?


<チャージバックとは?>

不正利用、商品の未発送、届いた商品の破損、等、さまざまな理由で、クレジットカードを保有するお客様が決済に対して納得せず、不服をクレジットカード会社に申し立てた場合、クレジットカード会社が独自の調査、判断により、売上を取り消して消費者に返金する仕組みです。

<チャージバックになると・・・>

・カード決済の該当売上が取消となり、売上が振り込まれない

・契約内容によってはペナルティー料金が別途発生する

・チャージバックの回数や金額によってはクレジットカード決済の契約が打ち切られる

事業者としては、非常に大きな損失となり、絶対に避けたい事態です。

<チャージバックの発生しやすい業種>

・成人向けのECサイト

・ネット購入の高額サービス

・ユーザー同士の売買サイト

などが多い傾向にあります。

<チャージバックの発生を避けるには>

1)本人以外のカード決済の利用は必ずお断りする。

仮に家族間でもクレジットカードの貸し借りは規約上NGです。女性名義のカードなのに利用者が男性、などの場合は必ず決済前に本人確認を行い、不審な場合はお断りをしましょう。

2)お問い合わせ先を販売サイト、メール共に明記する。

チャージバックはお客様がカード会社に不服を申し立てることから発生することがほとんどです。申し立てのその前に、お客様と販売店でしっかり話し合いを行うことが出来れば、防げるチャージバックもあります。また、メールアドレスだけでなく、できるだけ電話番号と電話応対可能時間も記載しましょう。

3)明細への表記名を確実に伝える。

クレジットカードの利用明細には利用先が記載されますが、お客様はサービス名で覚えており、明細には会社名で記載される等の場合、お客様の誤解により「身に覚えのない請求」として申し立てが行われる場合があります。

また、弊社のような決済代行業者のサービスセンターの電話番号などが利用先として記載されるケースもありますので、必ず「明細への記載名」を確認の上、

・店舗であればレシートやレジ付近に記載、スタッフ様から直接説明を頂く

・ECサイトであれば、決済終了後のサンクスページ、注文完了メールに表記名を記載

して頂くことで、誤解による申し立てを防ぐことができます。

4)誤解を招くセールスコピーや、押し売りを行わない(特に高額商品)

売上をあげたいがために、大げさな表現や誤解を招く表現を利用したり、強引な販売を行うと、のちのちお客様が「騙された!」と感じ、不服の申し立てを行うケースがあります。しっかりお客様に納得をして頂いてから購入いただくようにしましょう。

5)3Dセキュア(クレジットカード本人認証サービス)決済を導入する(ECサイト向け)

日頃からチャージバックが多い事業者様につきましては、こちらが有効です。クレジットカード会社が提供している本人確認サービスを決済前に挟むことで、本人以外の第三者による決済が大幅に防げます。詳しくはお問い合わせください。

チャージバックの申し立てが行われた場合、あとはカード発行会社の独自の調査や判断で決定が下されますので、事業者様の言い分があれど、覆せないケースがあります。

ですから、そのような申し立てをお客様が行う事態にならないよう、日頃からしっかりチャージバック対策を行っていただければと思います。

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