4630万円の誤給付を巡る問題で「決済代行業者」というワードが、テレビやネットニュースで連日報道されています。
聞きなれないワードでよくわからない、という方もいらっしゃると思います。
決済代行業者とは
クレジットカード決済や銀行決済収納代行等の様々な決済手段を導入したい加盟店と各決済機関の間に立ち、一括で契約したり・管理システムを提供する会社のことです。
つまり事業者様にクレジットカード決済や銀行決済・収納代行などのシステムを提供している会社、と考えて頂ければわかりやすいと思います。
決済代行業者は怪しい?
今回の山口県阿武町の“誤送金”問題で、決済代行業者に対して、ネガティブなイメージを持たれた方もいらっしゃると思います。
しかし、オンラインショッピングやオンラインサービスが世界的にこれだけ普及する中で、決済サービスはなくてはならないものです。
これからますます需要の高まる業種と言えるでしょう。
決済代行業者はどう選べばいい?
決済代行業者が悪いのではなく、良い決済代行業者を選ぶことが重要です。
重要なのは何よりも「安全性」です。
決済代行業者を選ぶポイントその1
国に登録された「クレジットカード番号等取扱契約締結事業者」 であること
割賦販売法に基づき、決済代行業を営むには、国の登録許可が必要です。クレジットカード番号等取扱契約締結事業者の一覧は、経済産業省のWEBサイトで確認することができます。
こちらに記載がない場合、国に無断で決済代行業を営んでいる、ということになります。そういった無登録業者にお金を預けるのは非常に危険ですので、必ず確認しましょう。
決済代行業者を選ぶポイントその2
世界基準のセキュリティーであるPCI DSSに準拠していること。
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、カード会員情報の保護を目的として、国際ペイメントブランド5社(アメリカンエキスプレス、Discover、JCB、マスターカード、VISA)が共同で策定したカード情報セキュリティの国際統一基準です。
非常に厳しい審査基準で、高度なセキュリティー体制や高額な取得費用がかかりその取得ハードルは決して低くありません。
しかし、大量のクレジットカード情報を扱うわけですから、当然決済代行業は高額なコストをかけてでも、高いセキュリティー体制が必要です。
決済代行業者を選ぶポイントその3
契約後のサポート体制も重要です。お客様とのトラブル、消費者センターや、弁護士の対応、決済内容の問い合わせなど、販売後にさまざまなお問い合わせがあります。
契約して終了、ではなく、そこから加盟店と決済代行業者のお付き合いが始まります。
新規サイト立ち上げ時に同席させていただき、サイトの準備段階からアドバイスをさせていただくこともあります。
弊社では、加盟店ごとに担当営業制となっておりまして、
契約後のお客様トラブル(※クレジットカード決済や収納代行部分に関するトラブル)まで、アドバイスや、間に入ってトラブル解決の橋渡しを行っております。
また、クレジットカード決済に関するカード利用者様やカード発行会社からの問い合わせを弊社サポートセンターで無料でお受けしています。
以上3点、決済代行業者の選び方をお伝えいたしました。値段の安さのみに注目せず、安心で長く付き合える、しっかりとした決済代行業者を選んでいただければと思います。
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